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シルクエラスチンを用いた革新的治療技術で変形性膝関節症(OA)の“究極の根治”を目指す

  • 2020年8月18日 プレスリリース

国立大学法人広島大学大学院医系科学研究科(整形外科学)安達伸生教授らの研究グループと三洋化成は、共同で変形性膝関節症(OA)の“究極の根治”を目指し、三洋化成の保有する機能性タンパク質「シルクエラスチン」を活用した新規医療機器の実用化を検討しています。シルクエラスチンはゲルやスポンジ等様々な形態に加工できることに加え、細胞親和性が高く、細胞の分化・増殖の足場として適していることから、細胞の分化・大量培養用の基材、自然治癒力を最大限に活用する再生医療機器、さらには細胞治療用マトリックスなど幅広く様々な用途への展開が期待されます。このたびシルクエラスチンを用いた三洋化成と広島大学の研究課題「半月板損傷根治を目指す革新的治療技術の創生研究」が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療分野研究成果展開事業 「産学連携医療イノベーション創出プログラム基本スキーム(ACT-M)」に採択されましたので、ご報告申し上げます。

 

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