People三洋化成の人

Research
and
Development 研究開発職

三洋化成で活躍する
研究開発職2名の
インタビューを紹介します。

ウォーレル・スティーブン

2018年入社 電子材料研究部
  • お客様のニーズに応じたUV硬化樹脂を設計

    私が所属する研究ユニットでは、UV硬化樹脂開発を研究のメインテーマに掲げています。UV硬化樹脂とは、紫外光を当てて硬化させる液状の樹脂であり、ディスプレイ、電子部品用をはじめとした、様々な製品のコーティング材、インキ、または接着剤として利用されています。
    UV硬化樹脂は、その設計によって様々な機能、物性を発現させることが可能であり、お客様の要望に対して、当社技術を活かした開発品を提案し、スピーディーに具現化、カスタマイズを行っていくことを心がけています。

  • 若手から活躍できる環境がある

    外国人の私の目から見ても、三洋化成は若手でも活躍できる環境にあると思いますね。入って間もない若手の提案が、実際に開発まで進んでいった例も少なくないので。アイデアが形になりやすい、ビジネスの面白さが体感できる環境と言えるのではないでしょうか。
    現在私は日本語に加え、中国語を勉強中。巨大な中国マーケットを見据えてということももちろんありますし、三洋化成のお客様に中国の方も多いので、そういった点も含めてですね。
    私自身も経験のあることですが、外国へ拠点を移した時にまず現れる壁は「言葉」ですよね。でも移り住んで、その土地でしばらくビジネスに携わっていると、たとえ生まれた国が違っても文化が違ってもやはりみんな同じ「人間」なんだなあ、ということに気づきます。誠意をもって挑めば誰もが親しんでくれる、仲良くしてくれるということを、私はこの会社で強く感じましたね。
    この先、三洋化成もますますグローバル化は進むでしょう。しかし国の違いは関係なく、どんな方でも働きやすい環境を、私も先頭に立って作っていきたいと思います。

杣本千紗

2011年入社 バイオ・メディカル事業本部 医療機器研究部
  • 心臓血管手術に欠かせない製品を開発する

    「ハイドロフィット」と呼ばれる止血材の開発・承認に関する業務を担当しています。
    ハイドロフィットとは心臓血管手術時に使用される血管用の止血材で、おもにポリウレタンで作られています。心臓の手術を行う際に、ゲル状のこの止血材を患部に塗ることで、血液などの水分と反応して硬化し、被膜となって縫合部を覆い出血を防ぐことができます。患者さんの血液凝固能に依存する従来の製品とは異なり、「非生物由来の物質を使って、血液凝固能に依存せずに止血する」というユニークな製品で、医師の方々に好評で年々手術での使用量が伸びているんですよ。
    そしてこのハイドロフィットは海外での販売に向けて認証取得に動き出している最中です。海外の販売パートナーや医療機器の認証機関とやりとりを繰り返す毎日ですが、やはり法律・規則に絡む薬事申請が壁ですね。薬事規則は国によって異なるので、それを調べながら英語で打ち合わせするのは大変ですが、社会に貢献できる製品に携われていることに日々誇りを感じています。

  • 今もどこかで誰かの命を救っているという喜び

    とにかく社会貢献性の高さが大きなやりがいになっていますね。
    胸部大動脈は心臓に直結する血管で、体内で最も血流が多く、止血が困難な血管です。そのような胸部大動脈に使用できる止血材というのはほとんど存在しなかったんです。ですから、この製品によって確実に短時間で止血することができるので、患者さんの体への負担を減らすことが可能です。
    心臓手術を受ける患者さんは高齢な方が多く、手術によるダメージを軽減させることも重要なポイントとなり、ハイドロフィットは非常に有益な製品となります。患者さんが選択して使用する製品ではありませんが、この製品によって命を救われた、という方も少なくないと思います。そのような製品を世に出すことに携われている。それも日本国内のみならず、世界へ向けて、広く社会に貢献できていることを嬉しく思いますね。
    現在の私の目標は、「三洋化成といえばハイドロフィット」と言われるくらい、この製品を多くの方々に知って頂くことです。そのためにもっと魅力的な製品にし、海外への販売促進活動を積極的に行っていきたいと思っています。