Engineersエンジニア対談

エンジニアを目指す
化工・機電系学生へ

多くの就職先の選択肢がある中で、
エンジニアが三洋化成を選んだ理由とは?
ここでしか味わうことのできないやりがいとは?
2人のエンジニアが対談形式でその答えをお伝えします。

An Engineer
at Sanyo化学メーカーの
エンジニアとは?

  • 木村 崇一郎

    2011年入社エンジニアリング部
  • 森本 雄樹

    2015年入社生産技術部
  • オーバーラップしあう二つの部署

    森本さんは生産技術部のプロセス開発担当で、木村さんはエンジニアリング部に在籍。連携を取り合うことも多いんですか?

    森本そうですね、オーバーラップしている仕事も多いので。案件内容や規模にもよるんですが、エンジニアリング部が多忙で手が回ってない時は生産技術部の人間がまかなったりとか。まあケースバイケースですね。

    木村例えばラボ(研究部門)から新しい製品を持ち込まれた時。通常の流れで行くと、まず「プロセス設計」という基本的な生産の流れの設計を、生産技術部の森本君等が担当するんです。で、それを僕達エンジニアリング部が引き取って、のちの工程、つまり工事までを担当してプロジェクトは完遂。
    でも繁忙期で人が足りていなかったりすると、生産技術部が工事までやってくれることもあるんですよ。うちの生産技術部は優秀なんで(笑)。僕たちはプロセス設計、つまり生産技術部の領域の業務はできませんから。

    森本エンジニアリング部は設置とか工事とかがメインの業務領域なので。僕達生産技術部のあとの工程をお任せしています。

  • 最適な生産プロセスを設計する

    「プロセス設計」というのは文字通り、モノが生まれるまでの工程を設計する、ということですか?

    森本そういうことです。研究部門が、ラボ内で研究・開発した新製品を持ってくるんですけど、 作り方って決まってないんですよ。モノはあってもそのプロセスは決まっていないんです。

    木村例えば料理だって、鍋で煮込む場合もあれば電子レンジで作ることもあるじゃないですか?でも出来上がりの味は同じだったりする。それと同じで、これを生産ラインに流すにはどんなプロセスが最適?ということを問われ、それを設計するのが仕事。その時に考えるのは当然コスト的なことや、生産効率などですね。

    森本そして生産フローを明確化し、設計書を作成します。このフェーズでは最適な設備の話にも絡んでくるので、 エンジニアリング部と話し合い、知恵を出し合って設計書を共作します。

  • 設計書をもとに、無駄なく設備を整える

    なるほど。それから木村さんのいるエンジニアリング部が、その設計書を元に生産設備を実装してゆく、と。

    木村そうですね。まあテストはもちろん事前に行いますけど。そのために設備を新増設したり、場合によっては旧来の設備をそのまま使ったり、新しいものが作れるように改造したり。例えば、現状1000トンしか作れないけど、それを倍の生産ができるように改造したりね。当然、そこに投資してペイできるかどうかはシビアに計算します。

    森本エンジニアリング部は海外企業への技術輸出や技術援助もやってますよね?

    木村やってますよ。今僕はエンジニアリング部内の技術室にいるんですが、現在タイにジョイントベンチャーで工場を建てようと動いています。その元となる技術は当社のもので、それをタイの会社に技術指導して、設備を建てて、という動きですね。

    森本この技術輸出に関しても、生産技術部とオーバーラップしている部分はあるんです。生産のための処方は生産技術部が提出して、設備の情報はエンジニアリング部が提出するとかね。

    木村だからこの二つの部署って、本当に複雑に絡み合っていますよね(笑)。案件にもよるし、担当するスタッフのスキルとか経験によっても関わり方ってすごく変わってくる。でもそれが楽しいんだけどね。良い意味で、境界線はあいまいなんですよ。

  • 英語が話せなくても技術者同士わかりあえる

    先ほど海外への技術指導の話が出ましたが、コミュニケーションは円滑にとれていますか?

    木村それよく聞かれるんですけど、国内外問わず様々な人とのコミュニケーションが大事な部署ではあると思うんですが、英語に関しては片言で大丈夫です(笑)。

    森本そうなんですか(笑)?

    木村だって、最終的に絵を描けばわかるからね(笑)。特に、僕たちのようなエンジニアリング業務を遂行するにあたってはそこまで重要じゃないと思っていますよ。作るべきモノや目的は共通で認識している上で、そのプロセスについて話し合っているわけだから、同じ方向さえ向いていれば英語が喋れなくてもけっこう通じるもんですよ。

    森本確かに。それよりも、外国人の多様な考え方や仕事観、価値観を学べるメリットの方が大きいですね。

    木村そうだね。この仕事が面白いと感じるのは、そんな時ですね。

海外市場へ向け三洋化成がすべきこと

では、森本さんがプロセス開発に携わっていてやりがいを感じるのはどんな時ですか?

森本 理論計算に基づいて出した値が、実測値と一致した時ですね。例えば、液体の冷却などにかかる時間が、実際に設計されていたものとは違う場合があるんです。液体の流速値とかも、計算できるところもあれば、計算では補いきれないところもあります。だから可能なかぎりあらゆる計算を繰り返して、その計算がパシッとはまって推定通りの反応が現れた時は嬉しいですね。

ありがとうございます。木村さんは、先ほど仕事の面白さに触れられてましたが。

木村 これから三洋化成が海外にどんどん進出してゆくことに関して、特に面白さを感じますね。そもそも僕達の製品は基本的に生活に密着しているものばかりなので、社会貢献性が高い仕事だとは常々思っていました。海外マーケットを意識したらなおのことですよ。例えばアジア地域等には、三洋化成の主力製品であるおむつ(の原料となる樹脂)等は行きわたっていないところもあるので。日本では当たり前のことだけど、まだまだアジアでは樹脂製品の浸透は当たり前ではない。三洋化成が、これから世界でやるべきことってまだまだあるんですよね。