Training人材育成

Globalizationグローバル対談

三洋化成の
グローバル人材について

三洋化成の求めるグローバル人材とは?
それをまさに体現している2名の社員が語る
社内制度とこれからの三洋化成の話。

Globalization
at Sanyo三洋化成の求める
グローバル人材

  • 出口 尚史

    2012年入社樹脂産業部
  • 大高 剛史

    2003年入社研究業務部長 兼 研究企画開発部長
  • それぞれのグローバル研修で学んだこと

    出口三洋化成には「研究部門MOT留学制度」というグローバル制度があるんですが、その制度を作ったのは大高さんなんですってね。

    大高そうですね。昔、よく似た制度はあったんですが、とある事情で廃止になって。海外に向けたビジネスを展開させたい、グローバルな人材を作りたいという会社の想いをくんで、自分が海外へ赴くタイミングにその制度を作ったんですよ。入社して8年目、32歳の時ですかね。

    出口制度って自分で作れるものなんですね(笑)!一年目は語学学校での英語研修をベースに、アメリカの大学院への入学試験対策。そして二年目の大学院の授業をスムーズに進めるための英語力養成。二年目はアメリカの大学院でのMOTを受講して修了、と。

    大高それが当時のプログラムですね。現在はちょっと内容が刷新されているけど。出口さんが活用したグローバル制度はもっと営業寄りのプログラムですよね?

    出口僕の場合は、一年間の留学期間で三ヶ月は現地のピッツバーグ大学で英語を基盤として色々と学び、残りの九ヶ月間はアメリカにある三洋化成の子会社で、OJTで実際に営業活動を行いながら生きた英語を学んでいました。現地のアメリカのお客様のもとに伺わせていただいて、うちの製品を紹介してプレゼンを行っていましたね。そこではプレゼンのやり方や、ビジネス慣習を学ぶ良い機会になりましたよ。

  • 得られた成果、得難い体験

    大高研修と言っても出口さんは実際に仕事をしていますよね。モノを売ったり、お客様と直接やりとりしてプレゼンしてニーズを聞いて日本に伝えて、っていう仕事をしていますし、もちろん売り上げもついてますからね。一方で私の場合は本当に研究メインなので、勉強の方がウェイトは大きいです。いわゆるケーススタディしたりとかプレゼンしたりはありましたけど、モノを売るまでは実際に行わなかったから。

    出口でも少し離れたところから客観的に会社を見ることができる、という経験って大事ですから。

    大高それはありますね。あと、語学学校で切磋琢磨したメンバーとの交流とか、特に多様性の観点で様々な文化、慣習、宗教等を頭ではなく体で知ることができたのは得難い体験だと思います。

    出口僕も三ヶ月の語学研修では英語力の底上げができたので、与えられた課題に対しての英語によるプレゼン能力が養われたのは得難い体験でした。でも何より異文化について勉強できたのが糧になりましたね。

  • 異文化に触れることで
    大切なことを大いに学んだ

    大高一緒に生活しているとほんと実感しますよね、異文化(笑)。

    出口時間をあんまり守ってくれないとか(笑)、あともちろん食事は全然違いますし。先生に対する態度も、生徒と先生という感じじゃなくて、大人対大人な感じでしたね。生徒であっても厳しく反論しますし、喧嘩もしますし。自己主張も大切だと感じました。

    大高やっぱり主張強いですね。あと、インド人とかだとアントレプレナーシップ思考を肌で感じる場面が多くありました。昔の日本人みたいにがむしゃらに働いている人が周りに山ほどいるんです。インド人だけじゃなく、中国人も強い上昇志向を持っていますからね。実際国力も伸びてきているので、やはり脅威には感じました。ただ一方で、そういった人達と一緒にビジネスをやれたら学ぶことも多いんじゃないかなとも思ってます。

    出口そうですね。技術的なことで言えば、日本で行う似たような研修でも同じことは学べるんですよ。でもそれを海外で行うということが大事。多様性や、グローバルな視点や考え方を通じて学んだことはたくさんありました。それらを習得することが何よりも大事であり、グローバル研修を行う意味なのかなと思いますね。方法論だけ学びたいんだったら留学する必要なんてないですからね。

  • グローバル人材によって
    もっとニーズに応えられる

    出口大高さんが積まれてきたキャリアを鑑みて、三洋化成にグローバル人材が必要な理由ってどんなことだと思いますか?

    大高三洋化成って創立70周年を迎えて海外売り上げも大きいんですが、その大半を占めているのが高吸水性樹脂じゃないですか。その樹脂を中国等で多く作っているがゆえに海外比率が大きくなるわけですけど、それを除いた製品というのがなかなかグローバルでは伸び悩んでいて。

    出口確かに。お客様のニーズを拾い上げて、それを生産して……というビジネスの流れって、ドメスティックな話だから。

    大高それこそ最近中国やタイにも進出してはきましたけど、本当だったらもっと世界に出る機会はあったんじゃないかな、と思うんですよね。ただ、グローバルな視点を持った人材が不足していたことによって、そういう機会を作ることにも追いついていなかったとも思っていて。なので、世界を飛び回るような営業やマーケティングの部門ができれば、もっと世界中で困っている方のニーズを拾うことができるんじゃないかな、と。

後輩達のために道を切り開いてゆきたい

出口三洋化成の可能性を活かせていないのは惜しいですよね。なので、これまで以上にどんどん世界に出て、お客様の困りごとを聞いて解決する活動ができるような人をもっと増やしたら。

大高日本のみならず、グローバルな社会にも貢献できるんじゃないでしょうか。そしてもっとシンプルに、ビジネスチャンスが転がっているのにもったいないですしね。

出口ですね。三洋化成であればこそ可能だったグローバル研修ですから、この経験をさらに活かしてチャンスをものにしないと。

大高そうですね。グローバルな人材を増やして世界に進出していくために、こういう研修を受けさせていただいたと理解しているので。後輩達のために道を切り開いてゆきたいと思っています。