TOP INTERVIEWトップインタビュー

全従業員が誇りを持ち、働きがいを感じるユニークでグローバルな高収益企業グループに成長し、社会に貢献します!

 

 

 

 

Q 事業環境と三洋化成グループの状況について教えてください。

当期におけるわが国経済は、個人消費は緩やかな回復基調にありましたが、中国経済の減速により輸出が低迷するなど足踏み状態にありました。第4四半期以降は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、経済活動が大きく縮小するなど先行き不透明な状況にあります。一方、世界経済は、米中貿易摩擦による実体経済への影響が続いておりましたが、第4四半期以降は、新型コロナウイルスの世界的な大流行によるサプライチェーンの混乱や、外出規制による需要の蒸発などにより、危機的な状況に陥っています。
化学業界においては、原料価格は中東情勢の緊迫化などにより不安定な状態となり、為替相場は米国金融政策の緩和への転換などにより円高傾向にありましたが、第4四半期以降は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、為替相場の乱高下など事業環境に大きな影響が生じており、予断を許さない状況にあります。
このような環境下における当期の売上高は、1,555億3百万円(前期比3.8%減)となりました。利益面では、売上高の減少などにより、営業利益は124億3千9百万円(前期比3.7%減)、経常利益は為替差損や持分法投資利益の減少などにより127億4百万円(前期比16.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は76億6千8百万円(前期比43.4%増)となりました。

Q 2019年度のCSR活動についてお聞かせください。

当社では11項目のCSRガイドラインを定めています。ガイドラインの各項目ごとに推進責任者を定め、各責任者のコミットメントとともに具体的な取組内容とスケジュールを社内に公表してCSR活動を推進しています。その進捗状況を、年2回開催されるCSR委員会で報告・審議してPDCAサイクルを回しています。
SDGs(持続可能な開発目標)の理念や方向性は当社のCSR活動と共通するものです。当社ではこれまで、CSR活動とSDGsの紐づけや、SDGsバッジ配布・社内教育等を通じたSDGsの浸透を図ってきました。
2019年度は研究テーマとSDGsの関連付けを行い、研究部門として貢献できることはないかを意識してテーマアップ・開発活動を推進しています。従業員が誇りを持てるようなSDGsや社会貢献に関する仕事も多く進めています。
2020年4月には、SDGsを含むサステナビリティ関連の諸課題に対応し経営推進を図るため、サステナビリティ経営推進委員会を発足させました。環境活動では、2018年から2020年を期間とする「Global S-TEC Level 2」を進めています。温暖化ガス排出量削減などを重点取組項目として活動しています。

Q 多様性についてお聞かせください。

当社では、服装自由化やコアタイムのないスーパーフレックスタイム制度の拡充などの柔軟な働き方により、女性だけでなく高齢者、外国人や障がい者も含めたすべての多様性を認めていこうとしています。就業人口の問題ではなく、変化が非常に激しい今の社会では、多様性を持たなければ会社は成長していけないと考えています。今回の新型コロナウイルス感染拡大にも、これまで導入した柔軟な働き方を活用し事業を継続することができました。
当社の多様性に関する取り組みへの社外評価として、任意団体work with Prideから「PRIDE指標」(LGBTQ等に関する取組評価指標)のゴールド評価、厚生労働省から子育てサポート企業としてプラチナくるみん認定を受けています。
社内の風通しを良くする取り組みも進めつつあり、効果が出てきていると感じています。第10次中期経営計画のスローガンである「変える。」の取り組みを今後も続けていきます。

Q 健康経営についてお聞かせください。

当社では従業員全員が、働きがいを持っていきいきと働くことができる職場環境づくりを経営重点事項と位置づけ、働き方改革やダイバーシティ&インクルージョンの推進など意識改革、制度改革を行っています。
その中でも従業員が十分に能力を発揮できるよう「健康経営」に重点を置き、健康づくりを積極的に支援しています。例えば、健康診断の有所見者へのフォローアップ体制の強化や病気治療等で利用できるフレックスタイム制の導入など、より多様で柔軟な働き方による仕事と療養の両立支援を行っています。これらの活動が高く評価されたためと考えていますが、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人」に2年連続で認定されています。

Q 最後にステークホルダーのみなさまへのメッセージをお願いします。

「ユニークなグローバル企業グループ」を目指し、持続可能な社会を実現するため、サステナビリティ経営推進により企業価値を向上させます。
販路や生産拠点、調達先のグローバル化に合わせて、ガバナンスや環境問題への対応、従業員に対する教育、各種制度についてもグローバル化を進めます。
今後も当社のCSRの諸活動にステークホルダーのみなさまのご理解とご協力を賜りながら、社是「企業を通じてよりよい社会を建設しよう」の実現に向けて邁進します。みなさまの忌憚のないご意見、ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

2020年7月
代表取締役社長

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