SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALsSDGs

 

 

【SDGs :Sustainable Development Goals 】

SDGsとは、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて提唱された2030年までの国際目標です。

貧困撲滅、環境保全、格差解消をはじめとする17の目標、169のターゲット、232の指標で構成され、地球上の「誰ひとりとして取り残さない」ことを誓っています。持続可能な環境や社会を実現するため、先進国を含む全ての国とともに、企業や市民にもSDGs達成に向けた取り組みが求められています。

 

 

製品開発とSDGs

 当社は、「企業を通じてよりよい社会を建設しよう」を社是とした化学企業であり、「はたらき」を化学してパフォーマンス・ケミカルス(機能化学品)を社会に提供することでより良い「もっと」を創造し、社会に貢献し続けることが使命であると考えています。これは、とりもなおさず製品開発においてSDGsに貢献することを意味します。

当社が強みとする

 

 ・界面制御技術を中心とした幅広い技術知見
 ・顧客価値・ニーズを機能に、機能を物性に、物性を組成・合成プロセスにスピーディーに翻訳
 ・顧客に密着、タイムリーなソリューション提案
 ・チャレンジを奨励する企業風土
 ・社会的責任を果たす信頼される会社

 

を活かし、持続可能な社会の実現に向け貢献します。

 

 

SDGsに貢献する製品・技術

創傷治癒に貢献する機能性タンパク質

 

 

シルクエラスチンは、天然由来のタンパク質であるエラスチン(皮膚タンパク)とシルクフィブロイン(絹タンパク)を模倣し、遺伝子組み換え技術によって作製された機能性人工タンパク質です。

水に溶解したシルクエラスチンは、加温によりタンパク構造が変化しゲル化します。また、フィルムやスポンジ等さまざまな形態に加工できる特性に加え、細胞親和性が高く、細胞の分化・増殖の足場として適していることから、細胞の分化・大量培養用の基材、自然治癒力を最大限に活用する再生医療機器、さらには細胞治療用マトリックスなど幅広くさまざまな用途への展開が期待されます。

2020年8月に半月板損傷根治治療への応用が「産学連携医療イノベーション創出プログラム基本スキーム(ACT-M)」に採択されたほか、治療用医療機器として、治りにくい、もしくは治らない傷を対象に創傷治癒用途での医師主導治験を完了し企業治験の準備を進めています。

 

 

 

使用済み紙おむつの回収・リサイクルシステムに貢献する高吸水性樹脂

近年、一般ごみとして増加しつつある使用済み紙おむつの処理をめぐって、国や民間企業でリサイクルや下水道への紙おむつ受け入れの検討が進められていますが、紙おむつ中の吸水材である高吸水性樹脂(SAP)の脱水処理・減容および回収が課題のひとつとなっています。

SDPグローバル株式会社では、これまで蓄積してきた知見と独自の重合技術、粒子形状制御技術、表面処理技術を組み合わせることで、吸水材として必要な吸水・保水機能を維持しながら、脱水性を向上させる技術を見出しました。本技術を適用したSAPは、膨潤後塩化カルシウムなどで処理すると速やかに脱水することから、この課題解決の一助になるものと考えています。

本技術を適用したSAPは、生理食塩水に対して、従来品と遜色ない吸水・保水機能を維持しながら、従来品と比べて脱水性が約3割向上する(同程度の減容化も期待できる)こと、脱水速度が速いので処理時間を短縮できること、リサイクル時に他部材とも分離しやすいことが特長です。

 

電池容量を拡大できる全樹脂電池

 

全樹脂電池は、バイポーラ構造という集電体に対して垂直に電流が流れる構造と、樹脂を基本部材に採用することにより、高品質、異常時における高い信頼性、高エネルギー密度、形状・サイズにおける高いフレキシビリティ、革新的な生産プロセスといった性能・特徴を全て同時に実現した次世代型リチウムイオン電池です。

再生可能エネルギーの活用、IoT技術による電力インフラの高度化、災害対応など、今まで以上に電池や蓄電システムの重要性は高まっています。全樹脂電池は、定置用蓄電池や各種モビリティ用途などさまざまな用途での展開を通じて、生活のあらゆる場面を豊かにし、持続可能な社会の創造に貢献できるものです。

現在、川崎重工株式会社が開発中の深海艇AUVに搭載され長時間運転の実証実験中です※1。
また、HAPSモバイル株式会社と、成層圏に位置する通信プラットフォームを通じてLTEや5Gなどのモバイルインターネットを提供するための無人航空機「Sunglider(サングライダー)」に搭載する蓄電池の開発に向けて基本合意しました※2。

※1:深海艇は過酷な環境で長時間にわたり水中作業を行うため、大容量の電池が必要とされます。全樹脂電池は形状のフレキシビリティが高く、機体中の限られた空間内で電池容量をより拡大できることが期待できるものです。

※2:全樹脂電池は、その高いエネルギー密度や異常時における高い信頼性、軽量化の可能性により長期間にわたる成層圏での飛行を支えられると考えています。

 

 

SDGs浸透施策

 

CSR・サステナビリティ・SDGsは密接な関係があります。社内の啓発活動として以下の取り組みを行いました。

・サステナブルステップ設置(本社、名古屋工場)
・さすてなにゅーす発行
・SDGsポスター、看板の設置
・e-ラーニング
・SDGsロゴマークの積極使用と使用ガイドラインの作成
・若手従業員にSDGs講習会を実施

SDGsに関する社外評価

2020年に行われた日本経済新聞社のSDGs経営調査で総合評価56.5(偏差値)と評価されました。

 

ガバナンスと社会価値の項目が他項目より低い結果であり、評価を真摯に受け止め、今後の活動に活かしていきます。

 

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