マテリアリティ

マテリアリティ特定の考え方

マテリアリティ定義:三洋化成グループの中長期での価値創造に大きな影響を及ぼす重要課題

三洋化成グループでは、すべてのステークホルダーの満足を意図して持続的に価値を創造するためには、マテリアリティの特定が必要と考えています。すべてのステークホルダーの価値創造のため、中長期テーマを特定して優先的に取り組むことが価値創造への最短距離と考え、以下1-4のプロセスをたどってマテリアリティを特定しています。

プロセス1:課題の特定

各種ガイドライン[SASBの化学産業の評価基準、GRIガイドライン、持続的な開発目標(SDGs)、世界経済フォーラム中核指標(WEF)]、ステークホルダーとのコミュニケーション、全従業員・役員向け社是アンケートなどを参考に課題を選定しています。

プロセス2:優先順位付けとマテリアリティ・マトリックスの作成

特定した課題の優先順位を考え、企業理念や財務への影響、イノベーション創出の機会、三洋化成グループらしさなどを大株主や従業員などとの対話から優先順位付けをし、横軸に経営および事業目線、縦軸に社会環境課題解決への期待・貢献でマトリックスを作成しています。

プロセス3:マテリアリティの特定

マテリアリティ・マトリックスの右上エリアを中心にE(環境)、L(生命/生活)分野を事業に関するマテリアリティとし、S(社会)、G(ガバナンス)分野を基盤強化に関するマテリアリティとして、計6つを特定しています[生活の質(QOL)の向上に関する期待・貢献の象徴として従来のESGからLの分野を切り出し分類]。

プロセス4:妥当性の確認および取締役会での承認

社⾧が委員⾧を務めるサステナブル経営委員会で妥当性の確認などの審議を経て、取締役会で承認を受けています。また、今後起こりうる事業環境の変化に応じて、見直していきます。

三洋化成グループのマテリアリティ

社是「企業を通じてより良い社会を建設しよう」の理念のもと、 6つのマテリアリティを特定しました。「すべてのステークホルダーのワクワク」「環境・社会的価値と経済価値をステークホルダーと共創」「社員一人ひとりが価値の創出に貢献」を実現しながら、これらの課題に取り組みます。

※横スクロール出来ます。

事業に関するマテリアリティ 基盤強化に関するマテリアリティ