アクルーブ 138
概要
低粘度から高粘度グレードまでの基油に対して良好な作用を示す潤滑油用流動点降下剤
特長
・メタクリレート系ポリマーと鉱油を主成分とする潤滑油用流動点降下剤。
・低粘度から高粘度グレードまでの基油に対して良好な流動点降下作用を示し、特に中粘度グレードの基油に対して優れた作用を示す。
・従来の潤滑油用流動点降下剤では効果の小さいワックス高含有基油に対しても優れた流動点降下作用を発揮する。
・エンジン油、ギヤ油、ATF(自動変速機油)、油圧作動油などの中粘度グレードの潤滑油の調整に好適。
・少量の配合で著しい流動点降下作用を発揮し、潤滑油の低温流動性を向上させる。
・ワックス高含有基油に対しても優れた流動点降下作用を示す。
・中粘度グレードの基油に対して特に優れた流動点降下作用を示すので自動車用および中粘度グレードの油圧作動油(ISO VG22~VG68)などの調整に好適。
機能(はたらき)
- ・潤滑・平滑機能
- ・粘度調整機能
用途
- ・自動車
- ・潤滑油
組成
(メタ)アクリレート系 ポリメタクリレート系
物性等
主成分 | メタクリレート系コポリマーと鉱物油 | 外観 | 黄褐色液状 |
誤使用に対する注意事項
・アクルーブ138の基油への溶解が不均一な場合、所期の流動点降下作用を発揮しません。均一に溶解してください。
・ブライトストックなどの高粘度の基油を用いたり、清浄剤や分散剤などの潤滑油添加剤を多量に配合する場合は、配合油の経時安定性などを事前に十分にチェックし、問題のない範囲で使用してください。
・80℃を超える温度に加熱しますと品質劣化を起こす恐れがあります。加熱は50~70℃の範囲で行ってください。
その他注意事項
・本品をタンクで貯蔵する場合は、品質劣化を防止するため下記の条件を守ってください。
貯蔵温度:最高50℃(6カ月以内)
本品を取り扱うにあたっては、本品および副資材(化学品)の「安全データシート」(SDS)を事前に必ずお読みください。
ホームページ上に掲載していないSDSについては、お手数ですが弊社担当営業までご連絡ください。