カチオン LQ
概要
毛髪にソフトな仕上がり感を与えるラノリン系カチオン界面活性剤。ヘアリンス基剤
特長
・ラノリンから得られた脂肪酸と四級アンモニウム塩からなるカチオン界面活性剤。トリートメント基剤として最適。
・ラノリンとカチオン界面活性剤の優れた性質を併せ持っており(保湿効果、帯電防止効果、毛髪の風合い改善効果など、ヘアリンス、トリートメント用ベースとして最適。
・アニオン界面活性剤との相溶性が良好であり、リンスインシャンプーのリンス成分としても好適。
・化審法番号なし。(本品は薬機法上の化粧品用途以外には使用できない)
機能(はたらき)
- ・潤滑・平滑機能
- ・可塑・柔軟化機能
- ・帯電防止機能
用途
- ・化粧品(ヘアケア・スキンケア関連)
組成
カチオン界面活性剤 アンモニウム塩型
物性等
主成分 | エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム | 外観 | 黄褐色ペースト状 | pH(測定濃度) | 4.5 (5質量%水希釈液) |
荷姿 | 缶入 17kg | 含有量(質量%) | 65 | 色数(ハーゼン、ガードナー等) | 5(ガードナー) |
化粧品成分表示名称 | クオタニウム-33、BG、水(水希釈液のものはキャリーオーバー成分が含まれることがあります。詳細はお問い合わせください。) | 医薬部外品成分表示名称 | エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム(2) | INCI名 | QUATERNIUM-33, BUTYLENE GLYCOL, WATER |
INCI名(中文名称) | 季铵盐-33, 丁二醇, 水 | 中国輸出可否 | 可 | IECIC2015登録 | ○ |
誤使用に対する注意事項
・ヘアリンスの成分として使用する場合、ヘアリンスのpHを9未満にしてください。ヘアリンスのpHが9以上では、所期のリンス効果(毛髪に対して柔軟性を与える効果や毛髪の動摩擦係数を低下させる効果)を発揮しません。
その他注意事項
・本品は、化審法番号がないため、薬事法上の化粧品用途以外には使用できません。
本品を取り扱うにあたっては、本品および副資材(化学品)の「安全データシート」(SDS)を事前に必ずお読みください。
ホームページ上に掲載していないSDSについては、お手数ですが弊社担当営業までご連絡ください。