FOREST ACTIVITIES 三洋化成の森

活動実施日:2018年12月8日(土)

第19回森づくり活動

天気:晴れ

参加人数:38名

作業内容:ヒノキ人工林の伐採体験、なめこ菌打ち、カリンバ作り、リース作り

数日前までは季節外れの暖かさでしたが、当日は寒波が入り、お天気は良かったもののかなり寒い一日となりました。

みんなで京都森林インストラクター会の伐採のデモンストレーションを見た後は、伐採班と子ども班に分かれて作業。

伐採体験では急な斜面を登って作業したり、重い材を運んだり、とってもいい汗をかきました!

  • 急斜面での伐採作業

  • 兄弟で力を合わせて運びます 頼もしい!

子ども班は間伐材を切って、絵を描き、ヘアピンを取り付けてカリンバ作り。さっそく鳴らして遊んだり、カリンバが気に入って一人で2個も3個も作る子もいました。

  • 間伐材を輪切りにして

  • 絵を描いてヘアピンを取り付けたらカリンバの完成!

 

お昼は千葉県の棚田保全活動からおすそ分けしてもらったお米で炊いたきのこほうじ茶ご飯とイノシシきのこ汁

 

午後は、伐採班は引き続き作業。今回も余った間伐材はエースジャパン株式会社に買い取っていただき、収益は和束町に寄付しました。

適度な長さに切って運び出します

 

子ども班はツルを取ってリース作り。ツル植物は、木に巻き付いて締め付けたり、光を遮ったりして木の生長を妨げるので適度に取らないといけません。木にとっては「邪魔者」だったツルが素敵なリースになりました。

  • 林縁に生えているツル植物を引っ張って取り

  • 巻いて葉っぱや木の実で飾るとリースになりました

最後はみんなで伐ったばかりの間伐材を榾木(きのこを栽培するときに、種菌をつける原木)にしてなめこの植菌をしました。榾木は自分の好きな長さに切ってお持ち帰り。「持って帰るのが大変なのに…」と心配になるほど大きな 榾木を持ってニンマリしている人、指導員さんに熱心になめこの育て方を聞く人、とにかく穴開け・植え付けが楽しい子ども達等々、みなさん来年の秋の収穫を楽しみにしているようでした。うまく育つといいですね!

  • 榾木用に切ります

  • ドリルで穴あけ

  • なめこの菌を植えました

 

参加者の感想:

・木が倒れる時の、「メキメキッ」という音と迫力が印象的だった。子ども達もしっかりお手伝いできてよかった。(生産部門 社員)

・達成感、やりきった感ハンパない。久しぶりに汗をかいてすっきりした。(間接部門 社員)

・リースを作ったりおもちゃを作ったり楽しかったです。(生産部門 社員の子ども)

・木に穴をあけてキノコの種を植えるのも簡単で楽しかった。(生産部門 社員の子ども)

・家でなめこを育てるのが楽しみです。子どものキノコ嫌いが克服できるかもしれません。(研究部門 社員の家族)