サンプレン P-7315
概要
耐摩耗性に優れたエラストマーが得られる注型用ポリウレタンエラストマー用プレポリマー
特長
・3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン(MOCA)や1,4-ブタンジオール/トリメチロールプロパン混合物(ポリオール)などの硬化剤と反応させることによって、耐摩耗性や機械的強度に優れ、永久ひずみの小さい高強度のエラストマーが得られる。
・製紙用ロール、鋼板用ロール、機械部品、ベルト、ブレード、ソリッドタイヤなどのエラストマー原料として広く使用されている。
機能(はたらき)
- ・合成・重合・成形原料機能
用途
- ・合成樹脂・ゴム
- ・ポリウレタン(非フォーム)
組成
ウレタン系 プレポリマー
物性等
主成分 | ウレタンプレポリマー | 外観 | 淡黄色固状 | 粘度(mPa・s) | 1,600(80℃) |
硬度(ショアDなど) | 72(JIS A) | NCO含量 | 6.3 |
誤使用に対する注意事項
・サンプレンPシリーズ、硬化剤およびこれら混合物を取り扱う場合は、保護眼鏡、保護手袋、マスクなどの適切な保護具を着用して取り扱ってください。
・サンプレンPシリーズ、硬化剤およびこれら混合物への気泡の噛み込みはエラストマー成形物の成形不良の原因となります。気泡の噛み込みが起こらないようにするか、脱泡してください。
・配合量が多くなるとほど反応熱が蓄積し温度が上昇します。また、ポットライフが短くなる傾向があります。特に、バッチ式で大量のサンプレンPシリーズと硬化剤を配合量すると蓄熱し、硬化時の温度が高くなりすぎて所期の物性のエラストマーが得られない恐れがあります。蓄熱などの問題のない成形装置や金型を用いて成形してください。
本品を取り扱うにあたっては、本品および副資材(化学品)の「安全データシート」(SDS)を事前に必ずお読みください。
ホームページ上に掲載していないSDSについては、お手数ですが弊社担当営業までご連絡ください。