ニューポール SBF-605
概要
高沸点でかつ低温流動性に優れたブレーキ液用溶剤
特長
・グリコールエーテル系のブレーキ液用溶剤で、FMVSSのDOT-3(JIS 3種)タイプのブレーキ液に適している。
・高沸点(約253℃)で低温流動性に優れており、適度なゴム膨潤性を有している。
・ホウ酸エステル系ブレーキ液用溶剤などのように化学物質管理促進法(PRTR法)の 指定化学物質に該当しない。
機能(はたらき)
- ・可溶化機能
用途
- ・自動車
- ・潤滑油
組成
非イオン界面活性剤 エーテル型
物性等
外観 | 無色~淡黄色透明液状 | pH(測定濃度) | 7.0 | 粘度(mPa・s) | 930 |
色数(ハーゼン、ガードナー等) | 10(ハーゼン) | 比重 | 1.043 | 動粘度(mm²/s)(測定温度) | 2.00 |
誤使用に対する注意事項
・ニューポールSBF-605は、グリコールエーテル系ですので、一般的にブレーキ液に用いられる他のポリエーテル系化合物や水溶性高分子などとの相溶性は良好と考えますが、あらかじめ相溶性などを確認し、問題のない範囲で使用してください。
・160℃を超える温度では、低沸点成分の気化によって発煙することがあります。問題のない範囲で使用してください。
本品を取り扱うにあたっては、本品および副資材(化学品)の「安全データシート」(SDS)を事前に必ずお読みください。
ホームページ上に掲載していないSDSについては、お手数ですが弊社担当営業までご連絡ください。