ポリシック 1001-S
概要
再はく離性に優れた一液熱硬化型粘着剤(感圧接着剤)
特長
・ガラスや金属およびプラスチックなどの被着体に対して適度な粘着力と良好な再はく離性を有する一液熱硬化型粘着剤(感圧接着剤)。
・特にポリエチレンを基材とする表面保護シート用として最適。
・硬化触媒として酸性りん酸エステルを使用した場合、塗工液の安定性が良好。
・透明性や耐候性が優れている。
・酢酸エチルやトルエンなどの有機溶剤によく溶解する。
・粘度が低いので作業性に優れている。
機能(はたらき)
- ・接着・粘着機能
用途
- ・接着・粘着剤
組成
(メタ)アクリレート系 ポリアクリレート系
物性等
主成分 | アクリル系樹脂 | 外観 | 淡黄色液状 | 荷姿 | 缶入 16kg ドラム入 170kg |
粘度(mPa・s) | 2,700(30℃) | 蒸発残分(質量%) | 42 | 硬化形式 | 一液熱硬化型 |
誤使用に対する注意事項
・他の接着剤と併用すると所期の粘着力を発揮しない可能性があります。他の接着剤との併用にあたっては、他の接着剤との相溶性および粘着力などの性能を確認し、問題のない範囲で使用してください。また、併用すると問題のある他の接着剤が混ざらないように塗工装置は事前に十分に洗浄してください。
・硬化触媒としてスルホン酸などの強酸を使用しますと、塗工液が短時間でゲル化しますので、なるべく使用しないでください。
その他注意事項
・本品は、食品と直接接触する用途には使用しないでください。
・皮膚に直接接触する用途に使用される場合は、あらかじめ皮膚に対する刺激性などを確認したうえで使用してください。
本品を取り扱うにあたっては、本品および副資材(化学品)の「安全データシート」(SDS)を事前に必ずお読みください。
ホームページ上に掲載していないSDSについては、お手数ですが弊社担当営業までご連絡ください。