サンニックス FA-703
概要
モールド成形に適したポリウレタンフォーム用ポリオール
特長
・コールドモールド成形法に適した軟質または半硬質ポリウレタンフォーム用のポリエーテルポリオール。
・汎用性が高く、自動車シートなどの高弾性軟質ポリウレタンフォーム、クラッシュパッド用衝撃吸収半硬質ポリウレタンフォームの原料として使用できる。
・クラッシュパッドフォーム用ポリエーテルポリオールとして衝撃吸収性能に優れた半硬質のフォームが得られる。
・高密度、高硬度のオートバイサドルに適したフォームが得られる。
機能(はたらき)
- ・保冷・蓄熱機能
- ・合成・重合・成形原料機能
用途
- ・自動車
- ・ポリウレタン(フォーム)
- ・住宅・環境
組成
ポリオール系 ポリエーテルポリオール
物性等

主成分 | ポリオキシアルキレンポリオール | 外観 | 無色~淡黄色液状 | pH(測定濃度) | 6.5 |
粘度(mPa・s) | 900(25℃) | 水酸基価 | 33.0 | 色数(ハーゼン、ガードナー等) | 20(ハーゼン) |
酸価 | 0.01 |
誤使用に対する注意事項
・サンニックスFA-703に水が混入すると発泡倍率が変動し、正常なポリウレタンフォームが得られなくなる恐れがあります。水の混入や吸湿を避けてください。
・イソシアネート成分と混合すると、室温下、無触媒でも反応し、発熱を伴って硬化しますので、イソシアネート成分との予備配合は、絶対に行わないでください。
・ポリオールの使用量が1kgを超える発泡スケールでポリウレタンフォームを作製すると、反応による熱がポリウレタンフォームの内部に蓄積し発火することがあります。発泡後、約10時間はポリウレタンフォームを積み上げることは避け、冷却されやすい場所で保管してください。
本品を取り扱うにあたっては、本品および副資材(化学品)の「安全データシート」(SDS)を事前に必ずお読みください。
ホームページ上に掲載していないSDSについては、お手数ですが弊社担当営業までご連絡ください。