サンニックス NE-240
概要
スプレー発泡に適した、低粘度、高反応性の硬質ポリウレタンフォーム用アミン系ポリエーテル
特長
・硬質ポリウレタンフォームの発泡方法の一つであるスプレー発泡工法に適した、低粘度で、高い反応性を有するアミン系ポリエーテルポリオール。
・反応性が高く、触媒の使用量を少なくできますので、臭気およびコストの低減が可能。
・低温面材への捨てぶき厚みを薄くでき、発泡性や接着性などの施工性を改善できる。
機能(はたらき)
- ・保冷・蓄熱機能
- ・合成・重合・成形原料機能
用途
- ・自動車
- ・ポリウレタン(フォーム)
- ・住宅・環境
組成
ポリオール系 アミン系ポリオール
物性等
主成分 | 脂肪族アミン系ポリオール | 外観 | 淡黄色液状 | pH(測定濃度) | 11.5 |
粘度(mPa・s) | 3,700Pa・s(25℃) | 水酸基価 | 980 |
誤使用に対する注意事項
・サンニックスNE-240に水が混入すると発泡倍率が変動し、正常なポリウレタンフォームが得られなくなる恐れがあります。水の混入や吸湿を避けてください。
・イソシアネート成分と混合すると、室温下、無触媒でも反応し、発熱を伴って硬化しますので、イソシアネート成分との予備配合は、絶対に行わないでください。
・ポリオールの使用量が1kgを超える発泡スケールでポリウレタンフォームを作製すると、反応による熱がポリウレタンフォームの内部に蓄積し発火することがあります。発泡後、約10時間はポリウレタンフォームを積み上げることは避け、冷却されやすい場所で保管してください。
その他注意事項
・本品はスプレー発泡に適したポリオールです。ポリウレタンフォームは、火花などにより熱分解し、引火性ガスが発生します。発泡時は、火気厳禁の措置を徹底してください。発泡後はポリウレタンフォームの表面に「火気厳禁」の表示をしてください。発泡時には、イソシアネート、アミン、発泡ガスなどの刺激性ガスが発生します。局所排気装置を設置するなど、換気を十分に行ってください。
本品を取り扱うにあたっては、本品および副資材(化学品)の「安全データシート」(SDS)を事前に必ずお読みください。
ホームページ上に掲載していないSDSについては、お手数ですが弊社担当営業までご連絡ください。