サンニックス KC-900
概要
硬いフォームが得られる高弾性軟質ポリウレタンフォーム用ポリマーポリオール。モールド成型・コールドモールド成形に適したポリウレタンフォーム用ポリエーテルポリオール
特長
・硬いフォームが得られる、高弾性軟質ポリウレタンフォーム 用ポリマーポリオール。
・ポリメリックMDIとTDI-80のブレンドイソシアネートとの組 み合わせで、いわゆるコールドモールド成形で高弾性ポリウレタンフォームを得るのに適したポリオール。
・ポリマーポリオールであり、得られるフォームの硬度を高める目的で当社のサンニックスFA-703やサンニックスFA-921Vなどと併用される。
・オートバイサドルフォーム用ポリエーテルポリオール。TDI-80とポリメリックMDIのブレンドイソシアネートとの組み合わせで、高密度、 高硬度のオートバイサドルに適したフォームが得られる。
・自動車シート用途、ヘッドレスト用途、クラッシュパッド用途、オートバイサドル用途などに適する。
機能(はたらき)
- ・保冷・蓄熱機能
- ・合成・重合・成形原料機能
用途
- ・自動車
- ・ポリウレタン(フォーム)
- ・住宅・環境
組成
ポリオール系 ポリマーポリオール
物性等

主成分 | ポリオキシアルキレンポリオール | 外観 | 淡黄色液状 | pH(測定濃度) | 7.5 |
粘度(mPa・s) | 4,600(25℃) | 水酸基価 | 22.0 | 酸価 | 0.01 |
誤使用に対する注意事項
・サンニックスKC-900に水が混入すると発泡倍率が変動し、正常なポリウレタンフォームが得られなくなる恐れがあります。水の混入や吸湿を避けてください。
・イソシアネート成分と混合すると、室温下、無触媒でも反応し、発熱を伴って硬化しますので、イソシアネート成分との予備混合は絶対に行わないでください。
・ポリオールの使用量が1kg を超える発泡スケールでポリウレタンフォームを作製すると、反応による熱がポリウレタンフォームの内部に蓄積し発火することがあります。発泡後、約10時間はポリウレタンフォームを積み上げることは避け、冷却されやすい場所で保管してください。
本品を取り扱うにあたっては、本品および副資材(化学品)の「安全データシート」(SDS)を事前に必ずお読みください。
ホームページ上に掲載していないSDSについては、お手数ですが弊社担当営業までご連絡ください。