INITIATIVES THAT RESPOND TO BIODIVERSITY生物多様性の取り組み

当社は、2009年に制定したCSRガイドラインで生物多様性に取り組むことをコミットし、同年、一般社団法人日本経済団体連合会「生物多様性宣言推進パートナーズ」へ参加するとともに、「三洋化成の森」づくり活動を開始しました。2013年には、研究開発、調達活動、生産活動において生物多様性に配慮して取り組むこと、従業員の生物多様性保全の意識を向上させること、地域社会と連携した生物多様性の取り組みを行うことを盛り込んだ「生物多様性に関する活動方針」を定め、これに沿って活動しています。

 

生物多様性に係る製品開発

環境負荷低減や汚染防止に役立つ環境パフォーマンス・ケミカルス製品群の開発・提供により、生物多様性保全に貢献しています。また、遺伝子組換え生物を利用してタンパク質合成を行う際には、カルタヘナ法順守はもちろんのこと、バイオセーフティを確実なものとしています。当社では、持続可能なパーム油由来原料の調達のため、2013年RSPOへ加入しました。認証油証券の使用実績がありますが、当社製品としてRSPO認証を得るための方策を検討中です。

 

製品のライフサイクルでの生物多様性への影響

 

 

 用語解説 

生物多様性

さまざまな生き物がさまざまに影響しあいながら存在すること。人類が生存するための基盤でありながら、人間の活動によって生態系が崩壊するなど危機的な状況になってきている。世界全体でこの問題に取り組むための生物多様性条約では「生態系の多様性」「種の多様性」「遺伝子の多様性」の3つのレベルがあるとしている。
RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)
パーム油はアブラヤシの果肉から得られる油脂で、世界で最も多く生産される植物油脂。アブラヤシはアフリカが原産地で、栽培可能な地域は東南アジア、アフリカ、中南米などの赤道付近に限られる。マレーシア、インドネシアなどの大規模なアブラヤシ農園開発が行われた国では、多くの熱帯林の伐採による環境破壊や農園での劣悪な労働環境による人権侵害などの深刻な問題が起こっており、持続可能性が危惧されている。
2004年、WWF(世界自然保護基金)等が中心となり非営利組織RSPOを設立。認証パーム油への切り替えを促進し、パーム油産業をより環境負荷の少ない持続可能な産業へと転換させようとしている。

 

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